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木と育つ

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遠州に暮らす:手刻み大工と設計部の日常

木と育つ
木と育つ



こんにちは

だんだんと気温も暖かくなり
過ごしやすい季節となりました。

 

 

今日は日頃お世話になっている
材木屋さんのフジイチさんが開催している
植林体験に参加させていただきました。

昨年11月は伐採見学へ行き山から人から色んな刺激を貰ったので今回も楽しみでした。

 

ツルハシを使って穴を掘り、
若々しく綺麗な緑色をした杉の苗を
25本ほど植えたのですが
想像以上の急斜面での植林は
普段より違った疲れを感じた1日となりました。



しかしこうして植えて終わりではなく
山は人による手入れが必要です

 

ある程度大きくなるまでには下刈りという
周りの雑草など取り除く作業を行った上で
太陽と水の栄養を受けて育った木々達は
上へ上へと伸び成長します。

 

やがて大きくなり隣り合った木々達の間隔が狭くなるとうまく光がはいらず暗い山へと化します。

いわゆる密状態です。

 

その密を避けるためには
木々達が上手に太陽と水の栄養を受けられるような
適度な間隔で木を切っていく

間伐いう作業が行われます。

 

 

この様にして人が手を加えて管理された木々は
上手に成長し、地にしっかりとした根を張り
土砂災害も防ぐ重要な役割を果たします。

 

その様な過程を経て生きてる木々が
私たちの手元に届いているという事を思うと
とても考え深いです。

 

今日植えた杉の苗も色々な時代と栄養を受けて
大きく育って欲しいです。
ついでに私の身長も同じように
縦に縦に伸びて欲しいものです。

 

そんな事を思った1日でした。

 

 

 

Kimizawa