Javascriptが無効になっているため、正常に表示できない場合があります。

幅剥ぎ加工

TOPICS & EVENT

スタッフブログ

幅剥ぎ加工
幅剥ぎ加工
浜北区本沢合S様邸では現場も大詰めを迎えています。
現場造作工事の中で今回は幅剥ぎ材加工のことについて書きたいと思います。
家庭で使っているテーブルやカウンタは一枚物の板もあれば何枚かを剥ぎ合わせて作られているものがあります。
一枚物の無垢の板は木の樹齢が大きかったり良いところを厳選した物を使われることが多い為、金額も高く手に入れるのが困難です。それでも幅が広いカウンターやテーブルが欲しいという要望にお勧めなのが幅剥ぎ板の加工材だと思います。

石牧建築では自社で全ての造作部材を加工して取り付けていきます。
その為まず材料の選別や厳選などをする「木取り」を行います。この木取り作業で全てが決まると言ってもいい程重要な作業です。どんなに良い材料でも木取りが良くないとその材料の価値は下がってしまいます。悪い材料でも上手く使うと良い材料よりも価値が上がります。木をよく見てこう使いたいと考えて決めていきます。
次に木取りした材料を製材(削り)して寸法を決めていきます。製材で木肌がより一層顔を出す為、木取りしたイメージと合っていればとても嬉しくなります。イメージと違っていると悔しいですが違う顔の方が良かったりもする為、削って見ないと分からないこともあります。製材は木の顔が分かる顔合わせ作業になります。

最後に製材した材料を「剥ぐ」作業を行なっていきます。
剥ぐ作業は製材時に木の真っ直ぐな面を作りその面にボンドをしっかりつけて貼っていきます。広葉樹など癖の強い材にはさね加工をして暴れて動かないようにより一層な固定をしていきます。剥ぐ作業で木取りのイメージが形になります。この作業工程で幅剥ぎ加工材が完成となります。
まるで一枚物の板に見えたり、違う板が揃うおもしろさが見えたり幅剥ぎ板には幅広い可能性があります。時間が合えばお施主さんと板を一緒に選び幅剥ぎ板を作りたいです。                  


渡邊