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凝縮された時間

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凝縮された時間

今年3月こんな依頼がありました。

介護保険を使ってバリアフリー工事をしたい。

介護保険?

お施主様は、そう思えるほど若く見え、すこし、右手を気にしている様子はあったものの、健康そうに見えました。
(後に、実際にお会いする数日前まで車の運転もしていたと聞きました。)

話を進めるにつれ、彼女が、ALSという病にかかっていると知らされました。

ドラマや、資格取得の際耳にし、難病であることは知っていたものの、医療の知識など無い私たちは、ケアマネージャーさんや看護師さん、福祉機器メーカーさんなどと連携をとりながら工事計画を立てていきました。

4月にまず、トイレ内の段差解消、トイレリフト、リビング~トイレ間の段差解消、建具の変更、
5~6月に様子をみながらアプローチから玄関にかけてのスロープ設置等。

しかし、あまりの進行の速さに計画の見直しを進めていた矢先のことでした。

ほんの3ヶ月前、自立した生活を送ろうと前向きだった方がこんなに早く・・・。

・・・すこしは役に立つ工事ができたのか?
もっと早く計画を進めていればもう少し長く快適な生活が送れていたのでは?
いろいろなことが頭を過りました。

工事は、ほんの数日間でしたが、悲しさと、虚しさが残る忘れられない工事となりました。