
さて、上の写真は何かわかりますか??
正解は、織機に張られたウールの糸です。
先日住まい手さんと大阪の和泉市にある堀田カーペットさんへ見学に伺いました。
見学させていただいた日は黄色ベースのカーペットを織っているところでした。
こういう工場見学が本当に好きで、機会があれば製造元に押しかけています。
出来上がりのサンプルを見るだけでなく製造の途中を知ると使い方のイメージもふくらみます。
堀田カーペットの堀田社長のご自宅も見学させていただき、
住まい手のOさんも大変満足されていました。
特にメンテナンスについての疑問を直にお聞きし、いろいろな不安がなくなったようです。
ウールは水をはじくので、汚れも落としやすいそうで、
実演を交えながら説明を受けました。
汚れた個所にお湯を掛け雑巾でトントンと叩く。
これでだいたいの汚れは落ちるそう。
その証拠に、堀田社長のご自宅はキッチンもカーペット。
小さなお子さんが3人いらっしゃるお家なのでその酷使ぶりは想像に難くなく、
なのに全然汚れていないのがびっくりです。
アレルギーの問題なども気になるところですが、
ウールのカーペットは一度舞い上がった埃を吸着するので、
無垢材よりも埃は舞い上がりにくいとのこと。
ただし、吸引力の高い掃除機を使いお掃除をすることがポイントとなります。
(そうやって遊び毛に絡まった汚れを吸い取るそうです)
小さなお子さんのいる家庭や足腰の弱ってきたシニア世帯におすすめの床材かな。
無垢の木と同じく自然素材100%の床材。
ここぞ!という場があればこれからご提案していこうと思います。
にしくぼ