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街道沿い 松笠の家

WORKS GALLERY

新築戸建住宅

街道沿い 松笠の家
街道沿い 松笠の家
親から子へ子から孫へ 住まいの記憶が次の世代へと受け継がれることを願う 若い松ぼっくりファミリーの住まい 街道沿い 松笠の家
浜松市東区の馴染みある街道の傍に 新たな2階建ての住まいが完成致しました。

もともと同じ敷地内に建っていた祖父母が住んでいた家を
若い孫世代が住む家に建て替えました。

古家の建具を転用したり
松の太鼓梁を取り入れたり
どこか懐かしさを感じられる家になるよう工夫して 新築を設計しました。

1 階にはLDK に和室や寝室、水回り等の家族で過ごす部屋部屋を集め
これから先の日々が過ごしやすい間取りとしています。

松の太鼓梁の他にも
名栗加工を施した栗柱や解体した建物から引き継いだ建具達が
シンプルな構造の建物を飾ります。

日本の杉檜で覆われた勾配天井のLDK は
天井高やカウンター位置を操作してやり 同じ屋根の下にいながら それぞれの時間を
楽しめるような居場所づくりを施しました。

親から子へ子から孫へ
住まいの記憶が次の世代へと受け継がれることを願う
若い松ぼっくりファミリーの住まい

街道沿い 松笠の家


Photographer: 大関正行 coloring: 浅野太智(有限会社 石牧建築)
工法・規模 木造平家建て(木造軸組工法)
敷地面積 696.98㎡(別棟含む)
延床面積 110.98㎡ 
設計者 しましま設計室

こんにちは。
スタッフのアサノです

見学会に来て頂けなかった方にも
この住まいについて
少しでも知ってもらいたいなと 
思います


そこで
アサノ目線での住まいについて
紹介致します

しばしお付き合い下さい


街道沿い 松笠の家



東区の街道沿いを走っていると目に入る
木の板と塗り壁の壁の住まい

松ぼっくりのような凹凸のある板壁は押縁仕上げとしています
粗木ならではの野性味ある表情と水平に並ぶ直線が綺麗に仕上がりました

斜めの袖壁が家を優しく包む街道に対する"顔"が
これからどんな姿に育っていくのか楽しみです




もともと建っていた住まいを解体し 新たな住まいを建築しました

元の姿を知っている私達とご家族にとって感慨深い仕事
ご実家が隣接するゆとりある敷地の中に
彩りある植物と砂利で新たな暮らしの枠を仕立てています

出窓や戸箱の杉の色とデッキの檜の脚
そこに重なる屋根と塗り壁が
シンプルな形の中に奥行きを生み出します

さて石のステップを進んで玄関の中へ




杉の引戸を開けると出迎えてくれるのは
光に照らされた絵と媒染した堅木の上がり框

大磯の洗い出し土間と合わさって
落ち着きのある暮らしの入り口に

右手にはオークの下駄箱が並び
その天板には南からの陽の光が差し込みます

朝のお見送り時や夕暮れ時のお出迎え時を照らす窓
シンプルな意匠には大工の仕事が隠れています

元の住まいから引き継いだ建具を開けると
日常の中心となるリビングが広がっています



Jパネルと登り梁が包む勾配天井の部屋
杉の淡い赤色と白い壁が融和する景色は石牧建築らしさが詰まっています

様々な模様の床板を選り分けて
杉の心材部分を集めて貼ることで
同じ価格帯の中で最も良いモノを作るよう工夫しています

またシンプルで目の綺麗なクロスで仕上げ
元気なお子さんのいる暮らしの中でも比較的丈夫に かつ明るく過ごして欲しい
そんな想いから生まれるリビング





 家の主役ともいえる松の太鼓梁
節や青色が残った野性的な姿とその下に流れる細く真っすぐな鴨居が重なります

一枚建ての障子で区切ることで和室空間を生み出し
広々としたリビングを用途や時間によって区切り リズムを生むことも

太鼓梁から吊るした鴨居は
オブジェのような姿にも見え ペンダント照明等と合わせて空間を彩ってくれました

襖建ての押し入れなど比較的和の要素を多く含みながら
軽やかな印象であるのは掃き出しサッシから入る豊富な日光によるもの

窓辺に面したデッキも含めてご家族との楽しい時間を支えてくれるはず




少し高さを落とした天井の下にテーブルを置き
日々の食事の場となるダイニング

キッチンとはハイバック越しに目線を交わすことができ
リビングからキッチンまで広々としています

南側には掘り込みカウンターを設えた出窓もあり
食事も宿題などの作業も
日々の活動の多くを共にできる間取り計画をしています




杉を中心としたリビングとダイニングに対して
キッチンは広葉樹でまとめています

黄色がかったオークやタモにクリなどが連なる造作家具が
システムキッチンを取り囲み
使いやすくも有機的な印象に

真ん中に立ち上る化粧柱も栗
大工の合田による名栗模様は新作の柄

矢羽根模様が双方から集まったような八角柱が
日々の触れ合いを通して あの建具のように深みを増すのが楽しみです




リビングの対面にある磨りガラス扉を開くと寝室に繋がります

真ん中にベッドを置く想定で
窓からの光と目線を遮るための腰壁を設えました

腰壁の長短から天井にかけて伸びる部材は
中心に物干しがあり窓辺の光を効率的に活用できる仕組みとしました



窓の外 塀に囲まれた箇所には木の物干し受けも用意し
外の風を用いて大きな洗濯物を干すことができます

日々の洗濯の際に便利になるよう寝室は水回りの横に配置しています



玄関をハブとして
リビングと寝室 水回りに階段とアクセスの良い間取り

就寝後のお手洗いや移動時にも便利ですね




石牧建築ではお馴染みのハイバックのあるシンクと木の洗面台
使いやすくシンプルな空間に可愛らしいモザイクタイルが映えます

清潔感も持たせつつ程よく自然を取り込み
毎朝の支度や風呂上がりのシーンを優しく支えてくれます

奥に位置するお風呂との間には
Pタイルを張った脱衣室を設けています

タオルやパジャマの収納や洗濯まで
水回りで行いたいことは全てこの2部屋で行うことができます



階段にとりつく建具の中には階段収納が仕込んであり
おもちゃや道具を仕舞うための秘密基地的スペースに

右奥の開き戸の中にはお手洗いがあり
限られたスペースを最大限活用できるようにしました



最後に二階を覗いてみましょう

階段の終盤部から漏れる光は一階のトイレのもの
少しの遊び心と夜間の明かり取りに一役買っています




階段を登り切った先には収納のある踊り場
丈夫に取り付けたエアコンが二階の空気を冷やしてくれます

床板の木目の先にはご家族用のトイレも
特に変哲もない空間だからこそ
木目や上部の部分的な勾配天井が目に入り
控えめに可愛らしさを演出しています




エアコンの風向きの先には東西に左右対称に2室が並びます

子供室にも書斎にも
十分な空間と採光が得られる2階の部屋

左右の壁に通した鴨居をくぐると
板張りの収納が隠れています

リビングとは違い
赤白の混ざった木々を使用した生活のための空間

適材適所に材料を振り分けながら
ご家族が満足できる家になるよう家づくりを行っています

板張りを収納に使う理由とプロセスについてはInstagramでも紹介しています
是非そちらも覗いてみて下さい
https://instagram.com/p/CtgsDQpvFSk/



いかがでしたか?

松の太鼓梁や名栗の柱をはじめとした和の要素を散りばめ
ご家族の暮らしのために姿を変えて受け継がれた
松笠の家

また次回の建物にも
ご期待下さい!