
日日列舎
間口8m 奥行き50m
細長い敷地に佇む
幾つかの箱を連ねたような住宅は
まるで4両編成の列車のよう。
長い廊下や 窓から見える景色は
あたかも自分が
電車の中にいるような心地に
させてくれます。
電車で旅を続けているような
楽しい日日の暮らしを演出しながら
日日列舎が
ご家族を素敵な未来に
連れて行ってくれることを願います。
間口8m 奥行き50m
細長い敷地に佇む
幾つかの箱を連ねたような住宅は
まるで4両編成の列車のよう。
長い廊下や 窓から見える景色は
あたかも自分が
電車の中にいるような心地に
させてくれます。
電車で旅を続けているような
楽しい日日の暮らしを演出しながら
日日列舎が
ご家族を素敵な未来に
連れて行ってくれることを願います。
Photographer: | 大関正行 |
工法・規模 | 木造平家建て(木造軸組工法) |
敷地面積 | 388.90㎡ |
延床面積 | 133.22㎡ |
設計者 | しましま設計室 |
こんにちは。
スタッフのアサノです。
見学会に来て頂けなかった方にも
この住まいについて
少しでも知ってもらいたいな
と 思います。
そこで
アサノ目線での住まいについて
紹介致します。
しばしお付き合い下さい。
日日列舎
列車のように長い長い住まい。
その入り口には
大きく軒の出た玄関ポーチ。
荷物の出し入れにはもちろん
外の空気を吸いながら
立ち話をするにも
もってこいな空間に。

玄関扉を開けると低めの開口から
苔むした庭が顔をのぞかせている。



杉に囲まれた空間の中に
大谷石や煤竹などの和的要素を注入したエントランス空間。
広葉樹の色濃い框や
オープン収納が
程よいまとまりを演出してくれました。
(一輪挿し:栗原 瑠璃華)



落ち着いた玄関を過ぎると
長く伸びた廊下と
将来のためのフリーな空間。
南側から十分に確保した採光と
天井で繋がる空気が
柔らかく迎えてくれる。
そんな毎日の行き交いに。
アールを利かせたコーナーとニッチは
作り手の腕の見せ所。
植物やお気に入りのアイテムで
暮らしに自分らしい彩を。

リビングは登り梁を露わに広々と。
キッチンに立ちながら
皆と目線を共有したり
窓辺に腰掛けようか
小上がりの畳にねそべるか
日日居場所を変えながら過ごしたい。


柾目が揃ったこの住まいの中でも
この袖壁はさらに注目してほしい箇所。
架け方 形 段々から除く影
全てがこの場所ならでは。
ここからロフトに上がれば
景色にも少し変化が生まれる。
夏場は空調から流れる冷気とともに
子供たちの垂れる足が覗かれたり。
そんな団らんも楽しいかも。

足元を掘り込んだワークスペースや

隠しつつ見せつつが可能な収納

光が緩く反射する寝室には
コルクタイルをあしらい
体を動かす機会を演出したりと
生活空間も充実。


タイル張りのランドリーから洗面を通り抜けた先では
焼杉と杉板のデッキスペースに到着。
陽の光に洗濯物を晒すついでに
自分も外のパワーを吸収していこう。

細長くて、何両分もの要素が詰まった
日日列舎。
いかがでしたか?
暮らし手の方々が
楽しく暮らせますように。
また、次の建物もご期待下さい。