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2018/10/21 ひとつひとつ手作りで [スタッフブログ]今年は夏の暑さも厳しかったですが、秋になっても雨、台風、雨で現場での作業が中々捗りません... そんな中、掛川の現場は仕上げ工事に取り掛かっています。 先日の栂も取り付けているところですが、続きはもうしばらく先になるとして、今日はまた別の素材について。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー 最近は家のどこかに必ずと言っていいほど漆を使用しています。 現場で塗ることもあるのですが、現場で採寸し、加工した物を一度イルボスコに持ち帰って塗ることにしました。 少し色を揃えたかったで、まず煤紅の弁柄を混ぜた柿渋を塗った状態。 そのあと、被れないように完全防備して漆塗り作業にとりかかります。 作業風景を紹介したかったのですが手袋などをしているため、作業途中の写真が撮れません… 塗って乾燥させ、乾いたらまた塗る。 何度か塗り重ねることで強くつややかな塗膜が生まれます。 左が1度塗り、右が2度塗り もったいぶっているわけではないのですが、あまりにも写真が少ないので、これも続きとして取り組け作業なんかを次回?のブログにて紹介します。 お楽しみに! 石牧 |
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2018/10/17 川上から川下へ(イルボスコ編) [スタッフブログ]弊社では日ごろから、芯去り材の構造材利用や端材による家具作成など地の利を生かし山側と一緒になってモノづくりをするよう励んでいます。 そんな中でも今日は少し変わった取り組みを紹介させて頂きます。 ——————- 天竜の山は、おおよそ杉が65%、桧が25%、残りが雑木という割合になっています。 私は普段から、地元の山の現状と使用する木材の割合を大体同じくらいにしたいと考えています。 そして、ちょうど一年ほど前、山で「栂」を切るけど欲しいか?と林業家の方から声をかけて頂き実際に山に見に行きました。 杉や檜と共に自生していた栂を伐採するという事で、立ち木を前に金額交渉をし譲って頂きました。 地元密着な大工や工務店といえども、こうした形で木材を仕入れるのは稀で、今回の取り組みは弊社だけでなく、林業家の方々にとっても大きなチャレンジでした。 その後、指定した製材方法で製材し、イルボスコで天然乾燥をすること約一年! この状態から大工が加工していくのもまた稀ですが、これが出来るのが弊社の強みでもあります。 樹皮を落としてまずは反りやねじれを修正します。 右が今回使う材料で左がそのために出た端材です。 左の部分も今回は違った形で使うのですが、まずは右の綺麗な部分で栂の加工板を作っていきます。 森に生え出た「木」から徐々になんか見たことある「材木」になってきましたね。 次回は(現場編)で! 石牧 |
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2018/10/16 材木の調達 ~岐阜~ [スタッフブログ]![]() 昨日は、 午後から岐阜へ材木の調達に行ってまいりました。 ここでは、定期的に堅木の調達をします。 ![]() ![]() ![]() 丸太から一枚板から何これ?という材から、 国産材から輸入材まで広い敷地に木・木・木・・・。 木の香りが敷地に充満。 ![]() 奥の大木はどう調理すれば・・・ それでは粗末に扱いすぎますね。 何用で購入するのかな・・・ この大量の木材が並ぶ中から、お目当ての物を探し出す事。 購入したものが、 佐原 |
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2018/10/15 解体着手 [スタッフブログ]![]() 浜松市北区で新たに始まる現場。 築100年以上の歴史ある建物を解体していくのには一抹の寂しさを感じます。 さすがに、100年の月日で傷んでいるところもありますし、 次の建築に何かしら歴史と思い出を残せていけたらと、この瞬間いつも感じます。 佐原 |
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2018/10/11 深~い青 [スタッフブログ]浜北区新原にある「あんじ窯」に行ってきました。 今年の夏、掛川城での作陶展で目に留まった作品を 料理は時短で簡単に!をモットーとしている私の粗末な料理ではもったいないくらいのきれいなお皿です。 でも、逆にパパっと作った料理でもきっとこのお皿ならちゃんとした一品に変身させてくれるのではないかと期待しています。 さて、こちらのあんじ窯・井口さんの作品、石牧建築の会社設立15周年を記念したイベント「遠州に暮らす 我が家の写真コンテスト」の賞品としてご用意しております。 「遠州に暮らす 我が家の写真コンテスト」の賞品としてご用意しております。 ![]() <緑青釉長方皿> ![]() ![]() ![]() 華奢な女性の西久保が持つとこんな感じ↓ ![]() 個性的な大きな角皿は、普段使いのお皿というより 人の手で捏ね、形づくり、何日も窯と向き合って焼き上げる。 皆さまのご応募、お待ちしておりま~す(^^)/ Miyazu |
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2018/10/10 完成【うなぎ蒲兵】 [スタッフブログ]![]() 9月の頭から解体着工したうなぎ屋さんの改修。 まだ外装は工事中なので足場がかかっているのですが、 でもところどころ古いものも残しています。 「古いものを残す」 「新しいものを加える」 このバランスに気を配ります。 今回は土間の仕上はほぼ既存のまま、一部天井も残し、入口の建具や照明器具をリサイクルして使用しました。 そしてこんなところも↓ ちょっと分かりにくいかもしれませんが、 このラインは実は元々古い壁があったところ。 モルタルで補修して壁の跡を消してしまうこともできるのですが 「昔はこの位置に壁があったんだよねぇ」 あえて説明はしなかったのですが、お施主様も気づいてくださってとても気に入ってくださいました(やった!) 大将が丁寧に焼いた蒲焼がとーーーっても美味しい「蒲兵」さん、 ぜひ一度足を運んでみてください。 その時は足元もチェックしてみてくださいね(^^ 西久保 |
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2018/10/09 新築も改修も関係なく。 [スタッフブログ]![]() 最近は、 改修前の状況を竣工図面から読み取り、改修プランを元に、 何かをきっかけで新築にしても、 ・温熱計算 マンションでよく、 壁にカビが・・・。 なんて話しもあります。 毎日お風呂にお湯を溜めない生活の方に浴室を充実させるような提案だったり・・・。 それぞれの暮らし方から、見えてくることもあります。 長期優良住宅の求める性能以上の将来を見据えた性能の新築 これからも大切にしていきたいと思います。 どのような、 佐原 |
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2018/10/08 台風一過 [スタッフブログ]だいぶ日が短くなりました。 ついこの間までは猛暑だったんですが…。 今年も残りわずか。 早いです。 今年は暑さと雨に泣かされた年です。 きっと、忘れないでしょう。 今、自身が施工させていただいてる和合町のS様邸の外周部がだんだん出来てきました。 天気が悪い日が続いたので晴れた日は現場に来てよくやってくれます。助かります。 最近、イカ墨スパゲッティを作ってみたんですが下ごしらえが大事ですね。 なんでもそうかもしれませんが、下地は大事です。 当たり前ですがお金を出して得る物は完成品だからそこには気づきにくいものです。 下地は大事。 台風も過ぎたのでまた踏ん張ろう。 OKUYAMA:) |
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2018/10/04 新築現場へ [スタッフブログ]石牧建築では現在、新築の現場が4件、リフォームの現場が2件動いていますが、 写真はお風呂(の下地)。 こちらの物件は11月に完成見学会を予定しています。 Miyazu |