Javascriptが無効になっているため、正常に表示できない場合があります。

職人と学生の違い

TOPICS & EVENT

スタッフブログ

職人と学生の違い

今週の5日間、大阪工業技術専門学校から1年生がひとり、企業研修にきています。
設計の西久保が非常勤講師で教えている学生さんです。
主に春野工場イルボスコで社長、親方、大工の渡邊、合田と一緒に刻みを体験しています。

大工が刻みをする様子は何度も目にしているのですが、
本物の職人と学生の違いって、この写真1枚でも分かってしまう。
少しぎこちない姿勢が微笑ましいです。
おお、緊張感が伝わってくるなぁ、と。

現場で大工さんを見ていると、リズムよく体を動かし、
柱の間をスイスイと軽やかな足取りで進み、
高いところにも軽々と重たい木材などを運んでしまう。
本当に動きがスムーズで無駄がないんです。
頭の中で次の工程のことを考えながら、
ちょっと工夫も加えたりして、
みんなパワーだけではない柔軟性も同時に持ち合わせています。

一般的に「大工の仕事=肉体労働」を思われがちですが、
石牧建築の大工たちはみんなそれぞれの目標があり、
とても生き生きと仕事をしていると感じます。
毎日のように新しい学びがあり、工夫を試してみる機会があり、
その工夫に対して「いいね!」とか「頑張って」とか声を掛け合う仲間がいるからかもしれません。
充実した設備のない環境での仕事はハードな面もあることは確かですが、
ひとつひとつ自分が積み上げた仕事が目に見えて形になっていくというのは
何よりのやりがいであり、ご褒美だとも言えます。

大工に限らず職人になりたい若者が少ないなか、
企業研修に石牧建築を選び、大工の仕事を体験した彼にはどのように映っているのでしょう。
今のところ学生の本人は楽しく学べているようで、将来、いい大工さんになってくれたら嬉しいです。


miyazu